アレルギー科
アレルギー科
アレルギー科はアトピー性皮膚炎、じんましん、食物アレルギーや薬剤アレルギーなどに代表されるアレルギー疾患を専門的にみる診療科ですが、皮膚科特有の疾患として、接触皮膚炎(かぶれ)があります。金属や化粧品などかぶれの原因によったら検査が可能ですので、お気軽にご相談ください。
原因となる物質が皮膚に接触することにより湿疹病変が出現する疾患のことです。原因の検索のために、当院ではパッチテストを実施しております。15種類の金属試薬(チタンは含まれません)やパッチテストパネル®(販売元:佐藤製薬)を所持しております。化粧品やシャンプーなど日常的に使うものでもテスト可能です。
パッチテストを実施する際、当院では月・水・木の週3回の来院が必要です。金属など検査する物質によったら、さらに1回来院していただく必要があります。月・火・水の3日間はシャワー浴も含めて入浴禁止となりますので、希望される方は秋〜冬にかけての検査をお勧めします。
月 | パッチテスト 開始 |
背中や腕に試薬を貼付 |
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水 | パッチテスト 2日後 |
1回目の判定 |
木 | パッチテスト 3日後 |
2回目の判定 |
※月(〜水) | パッチテスト 7(〜9)日後 |
3回目の判定 |
※3回目の判定は必要時のみ。
当院では血液検査が可能ですが、血液検査の結果が全てではありません。患者さんの病歴が重要となってきます。小児の食物アレルギーは小児科の受診をお勧めします。なお、食物のプリックテストは実施しておりません。
薬歴を詳細に聴取することにより、原因薬剤を考えていきます。当院を受診する際は必ずお薬手帳を持参してください。患者さんご自身で購入しているサプリメントや漢方薬により発症している可能性もありますので、それらの健康食品の情報もお願いいたします。